病気だと気付くこと
 今回から、会食恐怖症の克服する方法を、述べていこうと思います。
 一人でも、友人とでも、社会の中でも、過度な不安から会食することができなかった私が、どのようにこの病と付き合っていったか、について述べていきます。

 正直に言うと、現在25歳の私は、完全に会食恐怖症を克服した訳ではありません。
 数字で表すと、会食恐怖症になる前が100会食恐怖症が一番酷かった時期が0とするならば、現在は80〜90くらいの状態です。
 かなりマシになった、という表現が適切と考えます。
 それでも一番酷かった時期の全く会食ができないという状況は今では無くなり、友人との会食の席や一人での外食も今では当たり前のようにできています。

 まず一つ言えることは、自分が会食恐怖症であるということに気付くことです。
 これは強迫性障害の症状にも言えることですが、
 「今起こっている不安感は脳の誤った信号だ。」
 と気付くことです。
 これができないと、「なんだこの不安感は?」という思考で留まり、前に進めません。
 なので、私が会食恐怖症の症状が出た時は、必ず次のように言い聞かせるようにしています。
 「今、私は不安を感じているなぁ。会食恐怖症だ。あなたには絶対に負けないよ。

 このように思う、つまり自分の病に気付くこと、それを客観的に見ることができれば克服の第一歩となります。
 もちろんこれだけで克服できるほど甘くはありません。
 しかし、小さな一歩ですが、間違いなく前進したことになります。
 
関連記事