少しずつ練習する
 今回も、前回の記事と同様に、会食恐怖症の克服する方法を、述べていこうと思います。
 一人でも、友人とでも、社会の中でも、過度な不安から会食することができなかった私が、どのようにこの病と付き合っていったか、について述べていきます。

 現在25歳の私は、完全に会食恐怖症を克服した訳ではありません。
 数字で表すと、会食恐怖症になる前が100会食恐怖症が一番酷かった時期が0とするならば、現在は80〜90くらいの状態です。
 かなりマシになった、という表現が適切と考えます。
 それでも一番酷かった時期の全く会食ができないという状況は今では無くなり、友人との会食の席や一人での外食も今では当たり前のようにできています。

 まずは自分が精神の病気であると気付くことが重要であると、前回の記事で述べました。
 自分がどういう状況であるか?その理由は何か?ということを認知すること。そして、客観的に「今は不安を感じている」と見ること。
 これらが前回の記事の大まかな内容ですが、それだけでは不十分です。
 次に、会食の練習をすることが克服へのステップアップになります。
 私の場合、友人はおろか一人でも外で食事をすることができなくなったため、まずは一人で外食する練習をしました。
 ファミレスなどで練習しても良いと思いますが、私の場合、ファミレスに一人で入ることに若干の抵抗があり、より不安を感じてしまったため、一般的に一人で行くようなファストフード店で食事の練習をしました。
 ここで私が意識したのは頼んだ食事を全部食べ切ろうとしないことでした。
 例えば、ポテトだけを頼んだ場合、その3割ほどの量を食べて残す。食事することのリハビリみたいに少しずつ練習していきました。

 この行動が会食恐怖症の克服の勘所です。
 まずは一人だけで食事をしてみる。
 食べられる分だけでいい。
 そうやって気楽に食事をすることで、徐々に不安は和らいでいきました。

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